鹿島アントラーズの16億円はお買い得?!メルカリの鹿島アントラーズ経営権取得 (1/2)

2020年1月24日

今回は、鹿島アントラーズの株主価値と、他チームの株主価値やそのほかの数字を比較しました。

2019年7月31日にセンセーショナルなニュースが飛び込んできました。

メルカリがJ1鹿島アントラーズの経営権を取得しました。

最近では、サイバーエージェントが町田ゼルビアの経営権を取得したり、高田社長でおなじみジャパネットホールディングスがVファーレン長崎の経営権を取得したりと、新興企業がJクラブチームの経営権を取得する動きが盛んにおこなわれていました。そのため、私にとって経営権の取得自体はそこまで驚きではなかったのですが、その額に驚きました。

なんと約16億円で、運営会社の約6割の株式を日本製鉄などから買いとったようです。(日本経済新聞2019年7月31日朝刊より https://www.nikkei.com/article/DGKKZO47994910Q9A730C1EA2000/

16億円!!!

16億円って安くない?!

岡田元日本代表監督も同じようなことをおっしゃっていたそう。

株式の6割で16億だと、全株式を取得しても27憶円です。

ちょっと比べてみましょう。

―選手移籍金との比較―

例えば、ネイマールは2017年にバルセロナからパリSGに約290憶円で移籍しましたし、クリスティアーノロナウドは2018年にRマドリードからユベントスに約150憶円で移籍しました。

サッカー選手はクラブチームの財務諸表では資産として表され、経営権の取得額は財務諸表上の株主価値と関連があるため、単純にこの二つを比較することはできませんが 、鹿島27憶円で、ネイマール290憶円、クリロナ150憶円って、1/10とか1/5じゃん!Jリーグファンとしては、鹿島の株主価値が安すぎるのでは。 ACLも優勝しましたし、日本では10冠以上取っているチームです。

 ちなみに、サッカー選手の価値が財務諸表でどのように表されるかは、過去のブログで書いておりますので参考に読んでください。↓

―他の経営権取得事例との比較―

さらに、サーバーエージェントが町田ゼルビアを運営するゼルビアの株式の80%を取得したときは、約11億4800万円と報道されました。つまり株主価値は約15億円です。

鹿島が約27億円で町田が約15億円です。

鹿島の株主価値って町田の2倍の価値しかないの?!

さらにさらに、マンチェスターユナイテッドの2018年1月時点での企業価値は32億5500万ユーロ(約4186億円)といわれており、株主価値は約730憶円です。(株主価値は2019年7月31日時点で筆者推計)

鹿島約27憶円とマンU約730憶円!!!全然違う!!!

鹿島は日本を代表するサッカーチームですし、マンチェスターユナイテッドと肩を並べるクラブであってほしい!!!

たしか、今ダルビッシュ選手の年俸は推定20億円じゃなかったかな。。。

まとめ

鹿島の株主価値の約27億円と、その他いろいろな数字を比較してみました。

ネイマールの移籍金約290憶円、クリスティアーノロナウドの移籍金約150憶円。

町田が経営権を取得された当時の町田の株主価値約15億円。

マンチェスターユナイテッドの株主価値約730憶円。

次回以降で、独自に鹿島アントラーズの企業価値と株主価値を算定してみることも検討しています!