Youtube動画の英語字幕や外国語翻訳を入れたいときに知るべき事とまとめ(入力方法、価格、単価、サービス料金)
こんにちは
今回はユーチューブを海外の視聴者の方に見てほしいと思っている人、動画に外国語字幕を入れたいと思っている人に向けて、「どのくらいの料金でで英語テロップや外国語テロップを入れることができるか」や「おすすめの翻訳サービスとその納品の方法」についてまとめました。
このブログを読み終わる頃には、外国語字幕についての全体像や、おすすめサービス、それぞれの単価、納品の方法が分かるようになっています。
私は映像で海外進出をもくろむ友人に調査を依頼され、まとめました。
【Youtuber必見】将来が不安、チャンネル登録者上げたい、再生回数増やしたい時に検討したいこと(再生数上げ方)
全体像
ここでは、動画音声翻訳のステップと納品の方法について解説します。
動画音声翻訳の7ステップ
Youtubeなどの動画で外国語字幕を入れる時は、大きく7つのステップに分かれます。
「日本語文字起こし→日本語の確認→外国語に翻訳→挿入時間の指定→挿入時間の調整→外国語として意味が通るかの確認→文字入れ」
どこのステップまで自分で実施して、どこのステップまで外注するかによって最終料金も異なります。
まるっと丸投げすると料金も高くなってしまうので、どこかのフェーズまでは自分でやった方がよいこともあります。お金を気にする方は、自分で作業する範囲が増えるということですね。後ほど詳しくお伝えします。
3通りの納品方法
さらに、Youtubeでは、その翻訳の納品方法が3つ存在します。
翻訳をテキストで納品する、テロップを動画に直接書き入れ動画で納品するる、youtubeの字幕の機能を使い翻訳をつけてもらう、の3つです。
そもそも日本語で字幕を入れたいときは
そもそも日本語字幕を入れたいときは、日本語字幕を直接動画に書き入れる方法と、youtube機能を使って字幕を付ける方法の2つ存在します。
日本語字幕テロップを動画に直接書き入れるとき
日本語の動画に、日本語の字幕を付けた動画を新しく作りたいときは、便利なアプリが無料で利用できたり、便利なサービスがあります。
Vrew
Vrewは、編集したい動画が手元にある場合、その動画に日本語の字幕が入った別動画を簡単に作成することができます。
動画翻訳の7ステップの中の日本語テロップの関する5ステップのうちの「文字起こし、挿入時間の指定、文字入れ」の3ステップが自動で行われます。
「日本語文字起こし→日本語の確認→挿入時間の指定→挿入時間の調整→文字入れ」
自分で行わなければならない動作は、「日本語の確認」と「挿入時間の調整」の2つだけになります。
「文字起こし、挿入時間の指定、文字入れ」の3ステップがなくなることでものすごい時間が短縮されます。(費やす時間は半分以下にはなる)
手間が省けてとてもうれしいですね。
ランサーズやクラウドワークス
ランサーズやクラウドワークスなどのフリーランスのオンラインプラットフォームでも文字入れの仕事を依頼でできます。
あるプロジェクトは、カット割りなどの編集込々で3000円程度で成立していました。
日本語字幕をYoutubeの字幕として表示させたいとき
Youtubeの機能を使って字幕を表示させるには、2通りの方法があります。
1つは字幕作成ボタンを用いて、youtube字幕に直接入力する方法。
1つは字幕ファイルをアップロードする方法です。
youtube字幕に直接入力する
Youtubeには翻訳を追加する機能がついており、そのボタンを押すと入力画面に切り替わります。
日本語字幕の場合は自動翻訳である程度の字幕が入力されているので残りを入力するだけでOKです。
具体的な操作方法は「youtube 字幕 入力」とかでGoogle検索するとたくさん出てきます。
字幕ファイルをアップロードする
ファイルを用いてアップロードする方法は、youtubeによって定められているファイルに応じてフォーマットが定められています。
youtubeによって定められているファイルとは、.srt .sbv .subなどがあります。
初めて見る形式のファイルですよね。
なにかソフトウエアをダウンロードしてこの形式のファイルにしなければならないのでしょうか?
いえ、そんなことありません。
Windowsの場合だと、メモ帳を開きファイルを保存するとき、タイトル後に.srtとつければ、.srtファイルとして保存されます。
Macの場合も同様の手順だそうです。
また、srtファイルの場合、下のような形式で字幕の開始時間と終了時間を指定すれば、自動で字幕が挿入されます。

そのほか
そのほか文字起こしのみ実施してくれる業者さんもあり、1分200円で文字起こししてくれ、wordで納品してくださいます。
Youtbeの外国語字幕を外注したときの納品方法は3種類
Youtubeに外国語字幕を入れるサービスの納品の方法は「テキストでの納品」「動画に書き込んで動画で納品」「youtbe機能で納品」3種類あります。
ここでは納品の方法とそれに応じたサービスと単価、おすすめサービスについて詳しく解説します。
日本語のテキストの翻訳を英語のテキストで納品する方法
下のフロー図の外国語に翻訳の部分だけを事業者にお願いする方法です。
「日本語文字起こし→日本語の確認→外国語に翻訳→挿入時間の指定→挿入時間の調整→外国語として意味が通るかの確認→文字入れ」
メリットは、3つの納品方法でもっとも料金が安いところです。
デメリットは、納品前後にyoutuber自身での作業が発生するところです。
考えうるサービスと価格
Google翻訳
外国語に翻訳する部分だけであれば、google翻訳が便利ですが、クオリティはあまりよくありません。
翻訳会社に頼む
翻訳協会によれば、日本語を英語に翻訳する場合は、1文字20円~30円が単価です。だいたい日本語1000文字20,000円~30,000円です。
10分スピーチはおおよそ4000文字だそう。単純計算で10分動画で80,000~120,000円となります。
Gengo
言語は翻訳プラットフォームであり、24時間翻訳作業を依頼できます。1000文字以内の翻訳であれば3時間以内で翻訳してくれる納期の速さも魅力です。
文字単価は日本語1文字5円~で、10分スピーチはおおよそ4,000文字と仮定すると、単純計算で10分20,000円となります。
また、このサービスも、テキストを送付してテキストで返してもらうサービスなので、自分で挿入時間を指定したり、時間を調整したり、さらには、日本語を自分で文字起こししなければならないため、手間がかかります。不随作業も多そうです。
Gengoはyoutubeから直接依頼することができるようです。
ランサーズやクラウドワークス
ランサーズやクラウドワークスでは、翻訳業務が発注できます。
こちらのランサーズの プロジェクトでは、10,000文字を50,000円で受注されています。1文字5円ということを考えると、Gengoと価格は同じようなものです。
一方ランサーズなどはフリーランスの方への発注になるため、考えられないミスもちょくちょくあるそうです。
https://note.com/hushtug/n/na385211d1635
ご利用の際は、発注内容を明確にされた方がよさそうです。
英語の翻訳を動画に文字情報として埋め込む方法
この方法は、完成した動画を業者に渡したのち、字幕をテロップとして動画内に挿入して納品してもらう方法です。
例えばこんな感じ。
下の7ステップすべて行ってくれます。
「日本語文字起こし→日本語の確認→外国語に翻訳→挿入時間の指定→挿入時間の調整→外国語として意味が通るかの確認→文字入れ」
メリットはすべての作業を丸投げできるとことですね。さらに、日本語と英語の2か国の翻訳を表示したければ、動画を直接編集するしか方法はありません。
デメリットは、画質にこだわりがある人などは業者と調整しなければいけないところです。自分の動画が上書きされることが嫌な人は、お勧めできません。また、過去動画はこの方法では翻訳がつけられません
考えられるサービスと価格
東京反訳
こちらの会社では、動画に翻訳を書き込んでくれるサービスを提供されています。
例えば10分の日本語動画に英語字幕を付けたい場合は、28,000円で実施してくださるそうです。日本語字幕と英語字幕の両方を行った場合は、39,000円です。
Brainwoods
こちらのサイトでは、10分動画の最低料金は25,000円と表示されております。
さらに原稿を提出しなければならないため、文字起こしは自分で行わなければならないようです。
「(日本語文字起こし→日本語の確認→)外国語に翻訳→挿入時間の指定→挿入時間の調整→外国語として意味が通るかの確認→文字入れ」
ランサーズやクラウドワークス
こちらの プロジェクトでは、文字入れまでは行わず英語をテキストで納品する形で、7分動画で40,000円でプロジェクトが行われています。
「日本語文字起こし→日本語の確認→外国語に翻訳→外国語として意味が通るかの確認(→挿入時間の指定→挿入時間の調整→文字入れ)」
英語の翻訳をyoutubeの機能で入力を依頼する方法
この方法は、完成した動画をyoutubeにアップした後、字幕をyoutube機能で動画上に表示できるよう納品してもらう方法です。
Youtbeの翻訳として、画面に表示できます。
例えばこんな感じ
右下の翻訳ボタンを押せば英語翻訳が表示されます。
この方法のメリットは、翻訳を丸投げできること、多言語に対応できること、動画を再編集する必要がなく過去動画に対応できることです。
デメリットとしては、丸投げであるため、価格が高額になりがちだということです。
考えられるサービスと価格
写楽便
こちらの会社では「翻訳及びタイムコード付原稿起こし」を5分25,000円で行ってくれます。10分では50,000円でしょうか。さらに、「字幕を入れる」とこれに5分で15,000円追加されるようです。細かい料金は見積もりを出さないとわからないようですが、10分動画に字幕を入れるところまでしてもらうと75,000円ほどかかりそうです。(詳細はHPでご確認ください。)
「日本語文字起こし→日本語の確認→外国語に翻訳→挿入時間の指定→挿入時間の調整→外国語として意味が通るかの確認→文字入れ」
おすすめサービス
まだ大きくないチャンネルをお持ちの方
まだ大きくないチャンネルをお持ちの方は、1のテキストだけ翻訳を依頼するのが一番安上がりでリスクが少ないです。Google翻訳を用いれば、無料で実施できます。海外の反応を見る意味も込めて、一度トライされてはいかがでしょうか?
比較的大きなチャンネルをお持ちの方
比較的大きなチャンネルをお持ちの方へのおすすめは、3つ目にご紹介したyoutube機能を用いて翻訳を依頼する方法です。
これだと、過去動画の翻訳も依頼できますし、多言語に対応できます。作業依頼もメール一本で実施できるため、簡単です。ぜひ日本のyoutubeの方にも世界に情報を発信して日本を盛り上げていただければと思います。一方この、youtube機能で入力を依頼する方法では、まだ日本ではサービスが少ないようです。 ランサーズなどにも、この方法での納品方法はあまり書かれていませんでした。
この方法で安く依頼できるサービスが増えるといいですね。
最後に
もし、個人に依頼してもいい方がいれば、写楽便の半額くらいで実施しますので、お困りの方は問い合わせフォームよりお声がけください。
長期でお付き合いいただけるなら、英語ユーザーが増えた分の成果報酬でも大丈夫です。