日本国内MBA取得は意味ない?サラリーマンを辞めるほど意味あるの?MBAいらない?日本国内MBAの価値は?

MBA

こんにちは。

この記事を読んでくださっている方は、MBA進学を検討していたり、MBAについて調べ始めた方が多いのではないでしょうか?
またいろんな媒体を読むと、日本のMBAについて日本国内MBAは意味ない、MBAいらない等、様々な意見・噂・体験談が書かれています。

かくいう私も、サラリーマンを辞めてまでMBAを取得するかどうか悩んでいた一人でした。
結局、大手企業を辞めて、フルタイム2年制国内MBAに進学して卒業しました。(詳しいプロフィールはこちら

そこで今回は、そのような悩みを抱えている人に向けて、私がMBA生活を通して感じたことを踏まえながら、進路選択の一助となるような情報を発信したいと思います。

新卒学生も含めて、国内MBAの受験を考えている社会人や学生におすすめのブログとなっています。また、まだ国内MBA受験しようか決めていない人にとっても有益です。   

日本国内MBAに意味ないのか?転職や就職に有利か?

結論から先に行ってしまいますと私は「人による」と考えています。

ただそれだとあまりにも無責任なのでそれぞれの方の状況に分けて、私が在学した際に思ったこと、周りの学生を見て感じたことをお伝えします。

新卒学生

日本のフルタイムMBAには、新卒学生も2割~3割程度在籍しています。

新卒で国内MBAに入った人たちは卒業後、外資のコンサルや投資銀行、大手企業などの企業に就職している人が多い印象を受けます。現在の採用では学部も考慮するといわれていますが、不本意な企業に入る、就職浪人をするぐらいなら国内MBAに進学するという人もちらほらいた印象です。

また新卒学生に似たような属性として、最初の企業でうまくいかなかった人も何人か見かけました。これらの人も比較的その人が希望していた職種や業界に就職できている院そうでした。MBAは授業が比較的厳しいのでインターンなどとの両立には皆苦労しています。

MBAの学生の多くが社会人で、特に有名企業在籍・出身者ですのでそういう人たちに就職相談ができるのは他の学部生、大学院生にはない大きなアドバンテージです。年の差は違えど、大学院では同期ですので飲みに行って「ぶっちゃけ給料どうっすか?」みたいなノリでフランクに企業の実態を聞くこともできますし、エントリーシートや面接の練習相手にも事欠きません。

事業承継者の人

企業の大小を問わず経営者になることが決まっている人には間違いなくお勧めです。MBAでは、経営に関して幅広く理論を学ぶことができるのに加え自社(継ぐ予定の会社、親の会社)の課題を意識しながら授業やプロジェクトに取り組めるので学習効果も高いと思います。上場企業の創業社長の方に話を伺った際に、MBA進学に最も適しているのは起業を目指す人ではなく2世社長だとおっしゃっていました。

実際に大手企業で数年働いた後、退職し継ぐ予定の会社の企業派遣できている学生は非常に多い印象です。人脈を広げるという点でも将来の経営者の方にとって意味は大きいです。

人脈の観点でいえば人数が多い、OBが多い大学院に進学するのがいいでしょう。

日本の企業で働きたい外国人、留学生の方

国内のMBAプログラムには3割~4割ほど留学生の方が在籍している傾向があります。

夜間コースのMBAはほとんどが日本人ですが、昼間・全日コースには多くの留学生がいます。多くは中国・韓国などアジアの学生です。日本の企業に就職することが良いことなのかはわかりませんが、それを望んでいるのならば日本のMBAに進学するという選択肢は効果的です。授業を通じて、発言やプレゼンが求められるMBAは訓練としては非常に有意義です。そのため座学が中心の大学院に進学するよりはケースディスカッションやプレゼンの機会が多いMBAに進学しましょう。苦しみますがその分伸びも大きいです。

サラリーマン・社会人の方

かつて国内MBAは多くが大手企業からの企業派遣だったと聞いたことがありますが、今は全体の2~3割なのではないでしょうか?退職組と合わせると半分くらいの割合になるかと思います。

サラリーマンの方が、何も考えず退職して国内MBAに行くことは、少し注意が必要です。

サラリーマンの方にとっては、ご自身のキャリアプランがカギを握ります。
MBAプログラムは決して、魔法の杖ではなく、入ったら成功というたぐいのものではありません。
ご自身のキャリアプランと学校とのフィットが大切になってくるでしょう。
(ご参考まで:MBAは魔法の杖か?

実際、サラリーマンを退職して入学された方でも、みんながみんな転職活動がうまくいっていたかというとそうではない印象です。もともと入学したときのキャリアビジョンがない人ほど、転職活動も苦労していた印象を受けています。

サラリーマンの方はまず自分のキャリアビジョンを見直すことが先決です。

キャリアビジョンが描けている方は、まずは企業派遣が今の会社にないかを確認し、あるならばそれで来ることをお勧めします。2年間給料をもらいながら全日・昼間のMBA進学できる制度があるならばそれがベストです。

制度がなかったら休職扱い(無給)で進学できないかを人事部に問い合わせてみることをお勧めします。正直なところ、帰る場所があることは精神的にも非常に楽です。前例がなくても自分で制度を作って、または特例で休職扱いで来ている学生もいます。卒業が近くなったら転職活動をすることもできますので、退職するよりはいいと思います。それがうまくいかなくても元の会社に戻れるのはリスクヘッジになります。

上記2つが無理ならば、働きながら夜間・土曜日で進学する道を考えましょう。時短勤務・フレックス勤務等ができるならばそれも選択肢です。卒業後のリスクがないです。ただ時間的、肉体的には非常にきつく、高いモチベーションが必要です。ただ通信制出ない限り仲間がいるので、レベルの高い仲間に恵まれる大学院に進学できればモチベーションは維持できると思います。

30歳を超えて、キャリアビジョンを持たずに、2年間大学院に進学するのは、あまりお勧めしません。実務から2年離れるブランクは大きいです。人生の総収入を考えても大きな収入減、そして出費です。日本のMBAは就職で高い評価はされないようですので、退職して進学するなら海外の有名MBAを目指すほうがいいかとも思います。医者、歯科医、獣医、会計士、弁護士等の方は退職しても潰しがきくので別です。そういう国家資格を持った方々もMBAにはとても多いです。

とはいっても、実務から離れて2年間朝から晩まで勉強に没頭できる時間は非常に幸せなことです。実際MBA1年間で学部時代4年間の勉強量は明らかに超えました。キャリアダウンする可能性もあると、リスクを理解してそれでも学びたいと進学する分には自己責任ですので問題ないと思います。(と自分に言い聞かせていましたw)景気にもよりますが結果的に事業承継者でもなく、企業派遣でもなく退職してまでMBAで学ぼうとしている人たちは優秀な人が多いので、多くの人がその人が入りたいと思う企業に就職しています。

私なりにサラリーマン→MBA→転職に与える影響を書いたブログはこちら

番外編 結婚相手を探している人

年齢もあってか、多くの時間を共に過ごすからなのか、学内で出会って付き合っている人やその後結婚している人は結構多いです。

注意!MBAで専門性は身につきません!

MBAで専門性を身に着けようとしている人は注意が必要です。MBAは幅広く経営に関する知識を学ぶことを前提にしています。この点を理解しておかないと入学してからのギャップが出るかもしれません。例えば会計や財務を学びたいなら専門職大学院のほうがいいかもしれません。

注意!起業を目指している人はそれほど多くない。

 日本のMBAは日本の転職市場、終身雇用中心の雇用制度を考慮して起業家養成よりも企業幹部養成に力を入れてきた実態があります。直近起業をしようとしている人はとても増えてきていますし、起業家養成に特化している大学院もあるようですが、起業したい人よりは起業してみたけどうまくいかなくて、財務やマーケティングなど自分の課題を克服したい人に向いているかと思います。ベンチャー企業のCEOと話した際も、2年大学院に行くならやってしまったほうがいい(起業してしまったほうがいい)とおっしゃっていました。
(起業についてはこちらの記事もご参照ください:起業にMBAは必要か?)

まとめ

今回はあくまで個人的な感想を書かせていただきました。

私が感じた国内MBAの価値はこちらのブログで書いています。

もし進学を悩んでいる方がいらっしゃいましたら、私でよければ相談に乗るので、お問い合わせページから気軽にご相談ください。(いつか有料にするかもしれません)

どこのMBAプログラムに行っていたかは、ブログを何個か読んでいただければ想像がつくと思います。

MBA在学中に起きた事件。MBAはプライベートも山あり谷あり。

国内MBAから海外MBAへ交換留学した話

国内MBAを受験するにあたって行った準備

がみ
国立大工学研究科➡国内大手企業(全社5,000人の中から、選抜制海外駐在員に抜擢される)➡2年制国内フルタイムMBA(スペインIE business schoolに半年間交換留学)➡フリーランス
サッカー歴25年
欧米サッカー現地観戦試合数30試合以上
元社会人関東1部サッカーリーグ所属、元Jリーグチームインターン、元甲子園売り子
詳しいプロフィールはこちら

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Posted by gami-san