MBAと国際認証。認証がある日本のビジネススクールまとめ。国際認証は意味があるの?

MBA

海外MBAや国内Mビジネススクールの受験を検討している皆さんなら、MBAに国際認証があるという話を一度は聞いたことがあるでしょう。
日本でもいくつかの学校は国際認証を取得しています。
さらに、日本の国内MBAは、国際認証がないから意味がないという話を聞いた方や、受験校を選ぶ際に国際認証がある大学院の方がいいのではないかと迷っている方も多いと思います。

そこで今回は、そもそも国際認証とは何ぞやということから、日本で国際認証を取っているMBA、国際認証があることでMBA受講生が感じた違いについてお話ししていければと思います。

私は、国内でMBAを取得し海外で認証を取っているMBAプログラムにも留学しておりました。

MBAの国際認証とは

国際的な第三者評価組織が、ビジネススクールの質を評価し認証を与えるものです。

有名な国際認証機関は「AACSB」「AMBA」「EFMD(EQUISとEPAS)」の3つの団体があります。このほかにも認証機関が存在していますが、世界的に国際認証というとこの3つになります。この3団体から認証を取ると「トリプルクラウン」と呼ばれます。

国際認証を取っている日本のMBA

日本の大学で国際認証を取っている大学院は2018年の段階で5校です。国立大学はなく、すべて私立大学になっています。

世界にはトリプルクラウン校が50校ほどありますが、日本では慶應と名古屋商科大学の2つが最高で、トリプルクラウン校はありません。

国際大学大学院・新潟 (AACSB)

早稲田大学大学院・東京(AACSB、EQUIS)

慶應義塾大学大学院・神奈川(AACSB、EQUIS)

明治大学大学院・東京(EPAS)

名古屋商科大学大学院・愛知(AACSB、AMBA)

立命館アジア太平洋大学大学院・大分(AACSB)

国際認証一覧

AACSB

AACSB Internationalは、エンゲージメントの促進、イノベーションの促進、およびビジネス教育への影響の拡大を目的とした非営利団体です。その認定基準とプロセスを通して、AACSBはその使命と基本的価値観を遵守し、グローバルな管理教育の利益を向上させ、そしてAACSBの主要なビジネススクールのコミュニティに参加する機関を認識しています。

AACSBは1916年に設立され、1919年に経営学の学位プログラムのための最初の基準を確立しました。AACSBは会計専門職の特別なニーズに取り組むために1980年に会計学部および大学院の学位プログラムの追加基準を採択しています。

現在AACSB認定を取得しているのは、54の国と地域にある831のビジネススクールです。同様に、187機関が会計プログラムのために追加のAACSB認定を保持しています

日本の認定校

国際大学 国際マネジメント研究科 

慶應義塾大学 経営管理研究科 

名古屋商科大学 

立命館アジア太平洋大学 

早稲田大学大学院

AMBA

AMBAの厳格な評価基準は、教育、カリキュラム、および学生との交流において最高の基準を示す最高レベルのプログラムのみが、Association of MBA認定を達成することを保証しています。

AMBAは他のビジネス教育認定機関であるAACSBやEQUISとは異なり、機関全体ではなく個々のプログラムに認証を与えています。

現在70カ国以上、240以上のビジネススクールでMBA、DBA、修士課程を認定しています。

日本の認定校

NUCBビジネススクール

MBA    ビジネスイノベーションプログラム(BIP)                                      

MBA    ゼネラルマネージャープログラム EMBA

EFMD

EFMDはベルギーのブリュッセルに拠点を置く、ビジネススクールおよび企業の国際的な非営利の会員組織です。ビジネススクールおよびビジネススクールプログラム、企業大学およびオンラインコースのための確立された認定サービスにより、管理における品質および影響評価のための認定機関として世界的に認められています

EQUIS

EQUIS認定は、ビジネススクールと管理学校のための最も包括的な機関認定システムです。EQUIS認定は、ガバナンス、プログラム、学生、教員、研究、国際化、倫理、責任および持続可能性、ならびに企業のエンゲージメントの観点から、学校を国際基準に照らし合わせて厳密な品質管理を保証しています。

日本の認定校

慶応大学大学院

早稲田大学大学院

EPAS

EPAS認定は、ビジネスプログラムおよび管理プログラムに対する最も徹底的なプログラム認定システムです。学生、雇用主、顧客そしてメディアによって世界中で認められています。現在79機関から108プログラムが認定を受けています。

EPASは、制度、国内、国際的な環境から、その設計、提供、成果、そして影響を経て、その品質保証プロセスまで、プログラム提供のあらゆる側面を網羅しています。EPASは学術的な厳密さ、実際的な関連性、国際化、そして倫理と持続可能性を特に強調しています。

日本の認定校

明治大学大学院グローバルビジネス研究科

国際認証に意味はあるのか?

その学校のMBA教育水準が高いという一定の基準にはなりえる

国際認証を取得するには、様々な基準をクリアする必要があります。
さらに、基準は年々変わりますので、変更された認証基準に則って常に改善・向上を続けなけれななりません。
つまり、世界中で通用するマネジメント教育を受けることができる国際認証を取得したビジネススクールは、一定程度のMBA教育の質を保証されていると言えます。

そのため学校にとっては、国際認証はアピールポイントですし、受験希望者の注目を集めるという意味で一定程度の効果があると考えられます。

学生にとってはどうか?

私の経験では、国際認証を取っている大学院だからという理由だけで、卒業生あるいは在校生にメリットがあるかと聞かれれば、ほとんどないと答えることができます。幸いにも、私が卒業したMBAプログラムは交換留学先を含めると国際認証を取得していた学校でした。
(私の留学経験を書いたブログはこちら
一方、例えば企業の面接官がMBAの国際認証に詳しいとは到底考えられないので、それが評価の対象になっているとは考えにくいです。優秀な学生は学校の国際認証あるなしに関わらず優秀でしょう。
そのため、進学するMBAプログラムを決められる際は、自分とのフィットで学校を選ばれることをお勧めしたいと思います。
学校選びについては下の記事を参考にしてください。

MBA学校選び方決め方についてはこちら

MBA在学中に起きた事件。MBAはプライベートも山あり谷あり。

国内MBAから海外MBAへ交換留学した話

国内MBAを受験するにあたって行った準備

がみ
国立大工学研究科➡国内大手企業(社員5,000人の中から、選抜制海外駐在員に抜擢される)➡2年制国内フルタイムMBA(スペインIE business schoolに半年間交換留学)➡フリーランス
サッカー歴25年
欧米サッカー現地観戦試合数30試合以上
元社会人関東1部サッカーリーグ所属、元Jリーグチームインターン、元甲子園売り子
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