【最新2020年版まとめ】日本国内MBAランキング 日本のMBAのランキングを発表している国際評価機関は2つ
こんにちは
このブログを読んでくださっている皆さんの多くは、日本国内には多くのMBAの学校があり、どのビジネススクールを受験しようかどうか悩んでいる方が多いのではないでしょうか?
MBAランキングは、学校の教育水準を知るための一つの評価基準になりえます。
そこで今回は、主要な評価機関が発表している日本国内MBAの最新ランキングをまとめましたのでご紹介したいと思います。国内だけでなく海外のランキングも掲載しています。
このブログを読めば、どんな機関がMBAランキングを作成しているのか?最新のランキングでの日本国内MBAの上位校が分かります。
学校選択で悩まれている方やMBAに興味がある人に有益なブログとなっています。
私は国内フルタイムMBAを卒業し現在フリーで活動しています。受験時には海外MBAも検討していたので、多くのランキングを調べました。また国内MBA在学中にはIE Business schoolというスペインのMBAプログラムに交換留学しておりました。
<参考記事>
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最新日本国内MBAランキングとその評価機関
日本国内MBAについて、ランキングを発表している主要評価期間はEduniversalとQSの2つです。
2つの機関ともに、日本やアジアのMBAランキングを発表するとともに、世界のMBAランキングも発表しております。
Eduniversal
Eduniversalはフランスのコンサルティング会社と高等教育を専門とする格付け機関SMBGによる大学のコンサルティングビジネスです。
ランキング評価方法は「国際化基準」と「Dean投票」です。
「Dean投票」は世界154カ国1,000校のビジネススクールDeanへのアンケート:「その国で行くとすればどのビジネススクールを推薦するか」、という問いへの回答状況です。「国際化基準」各校の国際化レベル、すなわち国際認証(AACSB、EQUIS等)の取得状況やビジネススクール国際団体(欧州のEFMD、アジアのAAPBS等)への参画状況から判断されます
日本MBA ランキング
Eduniversalは国ごとにランキングを発表しており、日本では下のようなランキングになっています。
5palmesを最大評価とし、1palmesまで存在します。
2019年Eduniversal日本のランキングはこちら
5Palmes of excellence
1.Keio University – Keio Business School (KBS)
2.Waseda University – Waseda Business School
4Palmes of excellence
3.Kyoto University – Graduate School of Economics and Faculty of Economics
4.Kobe University – Graduate School of Business Administration
5.Nagoya University of Commerce & Business (NUCB)
6.Tokyo University of Science School of Management
7.HITOTSUBASHI ICS – HITOTSUBASHI UNIVERSITY BUSINESS SCHOOL – SCHOOL OF INTERNATIONAL CORPORATE STRATEGY
8.International University of Japan Graduate School of International Management
アメリカMBA ランキング
Edunibersalは、日本だけでなく、各国でランキングを発表しています。そこで今回はアメリカの上位5校をご紹介します
2019年最新Eduniversal MBAランキングはこちら
5Palmes of excellence
- Harvard Business School
- MIT Sloan School of Management
- Yale School of Management
- Stanford University – Stanford Graduate School of Business
- Cornell University Samuel Curtis Johnson Graduate School of Management
QS World Rankings
QS世界大学ランキングとは、イギリスの大学評価機関のクアクアレリ・シモンズ(QS)が毎年9月に公表している世界の大学のランキングであり、その中でMBAランキングも公表しています
QSランキングは将来の学生にとって最も重要なものはなにかを測定することに取り組んでおり、中核となる測定基準は雇用適性、アントレプレナーシップ、卒業生の実績、投資利益、ソートリーダーシップ、授業と学部の多様性であるとされています。
QSの分析担当責任者、アレックス・チショルム氏は「分析プログラムに関連した情報に加え、QSは約3万2000人の世界の雇用主ならびに3万6000人超の世界の学者の視点からの、特定のビジネススクールの評価も考慮した。われわれは最後に、特定の学校に戻った3万人の成功した卒業生の教育経路をマッピングした」と述べています。
アジアMBAランキング
アジアのランキングから、日本のMBAプログラムをピックアップしました。
17. Waseda business school
19. NUCB Business School
21. international university of japan
24. Ritsumeikan APU
25. Doshisha
Global MBAランキング
今回も参考までにQSが発表している最新のMBAランキングのトップ5をご紹介します。
2020年QS Grobal MBA Rankingsはこちら
- Wharton
- Stanford
- INSEAD
- MIT
- Harverd
そのほか主要な評価機関が発表している世界のMBAランキング
先ほどご紹介した主要機関のほかに4つほど世界のMBAランキングを発表している期間がありますので、紹介します。
Forbes
Forbesはアメリカで発行されている経済誌です。
Forbesのランキングは、世界の100以上の学校と17,500人の卒業生にコンタクトを取り、「MBAに価値があったか?」という質問を行ったものをベースとして作成しています
2年おきにランキングが作成されます
アメリカ MBA ランキング
- Chicago
- Stanford
- Northwestern(Kellogg)
- Harvard
- Wharton
アメリカ以外(1年制)MBA ランキング
- IMD
- INSEAD
- Cambridge
- SDA Bocconi
- Oxford
- IE (←ここに交換留学しました。そのブログはこちら)
アメリカ以外(2年制)MBA ランキング
- London business school
- HEC Paris
- IESE
- CEIBS
- ESADE
ここでは、アメリカ国内と海外、1年制と2年制が分かれてランク付けされていますが、他の評価期間はほかのカテゴリー分けを採用しているため、すべてが同じカテゴリーで評価されているわけではありません。
Bloomberg BusinessWeek
Bloomberg BusinessWeekはアメリカで発行されている週間の経済誌です。
ここでは世界の131のビジネスクールの中から4つの地域(アメリカ、アジア、ヨーロッパ、カナダ)でランキングをつけています。
このランキングはMBA生、卒業生、リクルーターの26,804人の調査をもとに、ゴール、経験、補償、就業データから割り出されています。
2020年Bloomberg BusinessWeekの最新MBAランキングはこちら
アメリカMBA ランキング
- Stanford
- Dartmouth(Tuck)
- Harvard
- Chicago(Booth)
- Virginia(Darden)
ヨーロッパMBA ランキング
- IMD
- INSEAD
- London Business school
- HEC Paris
- SDA Bocconi
アジアMBA ランキング
- CEIBS
- Hong Kong (HKUST)
- National University of Singapore
- Indian School of Business
- Shanghai University of Finance and Economics
このBloomberg BusinessWeekのアジアのランキングに日本のMBAは入っていません。その理由は日本のMBAはそもそも調査対象になっていないことが考えられます。この調査ではそもそもアジアMBAは7校しか調査対象になっていません。一つの理由に、言語の問題があるでしょう。少なくとも英語で授業を行うことが、このランキングlistに入る最低条件であると考えられますが、日本には英語ですべての授業を行っているMBAはほとんどありません。
Financial Times
Financial Timesはイギリスで発行されている経済誌です
Global MBA ranking
FT 2020年度Global MBA rankingはこちら
- Harvard Business School(US)
- University of Pennsylvania: Wharton(US)
- Stanford Graduate School of Business(US)
- Insead(France)
- Ceibs(China)
FTランキングでは世界のトップ5に中国のCeibsが入っています。近年の中国の躍進はMBAの世界でも同じですね。
The Economist
The Economistはイギリスの週刊新聞です。外見は雑誌のような外見です。
このランキングはMBAの卒業生に対して調査を行い、その結果をもとに作成しています。
調査項目は「新たなキャリア機会があるか」「個人能力向上と教育体験」「給料が上がったか」「人的ネットワーク」の4つの項目から構成されています。
評価基準はこちら
Full time MBA ランキング
2019年 The Economist Full time MBAランキングはこちら
- Chicago
- Harvard
- HEC Paris
- Northwestern(Kellogg)
- Wharton
US News and World Report
US News and World Reportはアメリカで発行されている雑誌です。
AACSBを取得している学校を対象として調査を行い、そのデータに基づいてランク付けしています。
ランキングの方法はこちら
2021 Best business schools
US News and World Report 2021 Best Business Schools
AACSBはMBAの国際認証の一つです。
国際認証について詳しく知りたい方ははこちらをご覧ください。
- Stanford University
- University of Pennsylvania (Wharton)
- Northwestern University (Kellogg)
- University of Chicago (Booth)
- Massachusetts Institute of Technology (Sloan)
ハーバードがトップ5にランクインしていませんね。やはり、媒体や調査方法によってランキングは異なってきます。
まとめと学校選択の際に考えるべき事
MBAの学校を選ぶ際、ランキングは一つの目安となります。それだけ、卒業生の満足度も高く、そこで作れる人脈も素晴らしいものとなります。
一方であなたが進むべき学校は、ランキングからだけで判断できるわけではありません。
私は、慶應MBAからIE Business Schoolに交換留学しておりましたが、2つの学校に行って気が付いたことは、本当に1つ1つの学校は違っていて、特徴も様々だということでした。
あなたのキャリアビジョンのしっかりとあった、学校を見つけ、その学校に進学することがベストです。
そもそもMBAに進学することが、今のあなたにとってベストかどうかはあなたにしかわかりません。
(参考記事)>>日本国内MBA取得は意味ない?サラリーマンを辞めるほど意味あるの?日本国内MBAの価値は?
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私でよければ、慶應MBAと交換留学の話はできますので、ご興味がある方は問い合わせフォームよりお問い合わせください。 みなさまのMBA Lifeが有意義になることを祈っております。
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